救急車、お金が掛かるホント?呼ぶ前にするべき事!!




kyuukyuusya

突然襲う激しい痛みや呼吸困難。自分や家族が死んでしまうかもしれない恐怖に思わず119番通報をした経験を持つ人も意外と多いのではないでしょうか。

119番通報をすれば、確実に迎えに来てくれる救急車。意識がもうろうとしている中での救急隊員の存在ほど心強いものはありませんよね。

でもちょっと待ってください。救急車って、呼ぶとお金が掛かるんでしたっけ?

海外では救急車を呼ぶとお金が掛かる場合も多いそうです。

でも日本の場合は……あれ? 今は無料? 有料?

そう言えば、一部の人が救急車をタクシー代わりに使う問題とかもありますよね。救急車や救急隊員の数が足りないという話も聞きます。

だからと言って救急車を呼ぶことを遠慮して、もし万が一ということがあったら……怖いですよね。

そうならないために、救急車呼ぶ前にするべき事を調べてみました。

救急車を呼ぶとお金が掛かるか否かと合わせてご紹介しますね。

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日本の救急車は今のところ無料……だけど

2016年10月現在、日本で119番通報をして救急車を呼んだ場合、無料です。

ただし、2015年5月に財務省が財政制度等審議会にて『軽症の場合は(救急車の)有料化を検討すべきではないか』という案を出したことにより、救急車の有料化に対する議論は非常に白熱しているのが現状です。

財務省がこの有料化に対してあげている主な理由としては『救急車で実際に運ばれた患者の半数以上が軽症』であり『実際に必要な重症患者への対応を優先するため』としています。

実際、平成25年の調査では、救急車で運ばれた人594万人(これは前年より9万人も増えています)のうち、49.9%の人が入院の必要がなく、その日のうちに自宅に戻れたそうです。

でも、軽症かどうかは病院に行かないとわからないことが多いよね

確かに、病院で診てもらうと軽症かもしれませんが、医療関係者でもない一般の人にはなかなかその判断ってつかないですよね。

人によっては痛みに強い人、弱い人ありますし、まず痛みの種類も様々で頭痛一つとっても偏頭痛なのか脳溢血の前兆なのか、その判断はなかなか素人では難しいものです。

また、小さい子を持つ親御さんの場合は特にその判断が難しいですよね。

子供は大人と違い痛みや苦しみを自分の言葉で伝えることができません。ぐずるとこれぐらい泣く子だし明日の朝にかかりつけの小児科に行けば大丈夫と思っていたら重大な病が隠れていて……ということも当然あり得ます。

迷った時には大人なら救急相談センター、子供なら#8000へ!

痛みがつらくて動けない、夜間に子供が高熱を出した、など救急車を呼ぶほどじゃないけどどこか病院を紹介してほしい……そういうときに思い出してほしいのが「救急相談センター」の存在です。

救急車を呼ぶか迷ったときには

  • 市町村ごとに設置されている「救急相談センター」を利用しよう
  • 小さい子どもの場合は「#8000」

【市町村ごとに設置されている「救急相談センター」を利用しよう】

救急車を呼ぶほどじゃないけど、とりあえず今すぐ空いている病院が知りたい!

そんなときに役立つのがお住いの都道府県、市町村ごとに設置されている「救急相談センター」です(名称は市町村により違います)

現在、総務省消防庁が管轄となる「救急相談センター」は全国に6か所設置されており、この管轄内の市町村では『#7119』にプッシュすればすぐに看護師や相談員が医師の監督のもとで適切なアドバイスを行ってくれます(プッシュ回線、携帯電話からのみ)

※『#7119』対応市町村=札幌市、東京都、横浜市(日中は別ダイヤル)、大阪市、奈良県、和歌山県田辺市

尚、上記の対応市町村以外にも同様の対応を行う部署が設置されている場合があるので、お住いの市町村のホームページなどで事前に確認してみるといいでしょう。

また、最寄りの消防署(119番ではなく、市外局番から始まる電話番号)にかけても受診可能な病院を教えてもらえます。

【小さい子どもの場合は「#8000」】

小さい子どもの場合は、特に夜間急激に病状が変化しますよね。

突然の高熱や激しい嘔吐、止まらない咳などどうすればいいかわからない時は「#8000」をプッシュしてみてください。

小児科医や看護師が、すぐに医療機関にかかるべきか、もしくは朝まで自宅で様子を見てみるべきかなど的確なアドバイスをしてくれます。

番号は全国一律で「#8000」ですが、対応時間帯に関しては各都道府県ごとに違うので、お住いの都道府県がどの時間に対応してくれるのかは一度確認しておくといいかもしれません。

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いざ、救急車を呼ぶ前にこれだけは確認を!

では、実際に救急車を呼ぶとなったら、どういった準備をすればいいのでしょう。

救急車を呼ぶ手順

  • 持ち物を準備する
  • 症状の確認
  • 119番に電話をかけ、応急手当などの指示があればそれに従う

【持ち物を準備する】

救急車で病院に運ばれる際に最低限必要なものは
・保険証や診察券
・現金
・常用している薬とお薬手帳
・靴
です。

乳幼児の場合は母子手帳とオムツ、タオルや着替えなども忘れずに準備しましょう。

【症状の確認】

いつから、どういった症状が始まったのかをできるだけきちんと把握して、救急隊員や医師に伝えられるようにしましょう。

具体的には
・救急車を呼ぶまでの症状
・救急車を呼んでからの症状
・かかりつけ医
・常用している薬
・既往歴(今までにかかったことがある病気)
などが必要です。

【119番に電話をかけ、応急手当などの指示があればそれに従う】

119番に電話をかけるとまず、「火事ですか? 救急ですか?」と聞かれます。もちろん「救急です」と答えましょう。

以後、相手の質問に焦らずしっかりと答えれば大丈夫です。

住所や連絡先も聞かれるので、落ち着いて間違わないようにしましょう(これが意外と間違えたり忘れたりします)

この際、救急隊員から応急手当の指示が出たりする場合もありますので、指示が出た場合はきちんと確認して的確に行うようにしましょう。

まとめ

いかがでしたか?

現時点で日本で救急車を呼んだ場合は無料だそうで、一安心しました。

でも、地域とのつながりが少なくなり核家族化が進む現代、救急車を呼ぶ回数は極端に増えているそうです。

ドアに指を挟んだから、病院までのタクシー代がもったいないからという理由で救急車を呼ぶ人もいるそうです。

歩ける程度の軽症や自己都合で救急車を呼ぶことによって、本当に必要な患者への救急搬送がきちんと行われていないのが現状です。

このままこういった『必要のない救急車の呼ばれ方』が続いた場合、近い将来救急車は有料になってしまうかもしれません。

そうならないためにも救急車を呼ぼうか迷った時には「#7119」(救急相談センター)や「#8000」を利用しましょう。

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