盆栽とは何(いい盆栽とは、日本古来から始まったのか・・・)




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盆栽と言えば、最近海外でもすごい人気で、向こう風味の少し変わった盆栽も紹介されています。

子供の時に町内の文化祭で盆栽展を見に行ったのが最初でした。

こんな小さな気が樹齢100年とか?って驚きました。

小さな木がたくさん生えている鉢などは、自分の中がその中にたたずんでいる気持ちになったり。

いい盆栽がどんなものかはわかりませんが、毎日いじると聞いて、どこを毎日いじるんだろう?とか、不思議に思いました。

日本古来の、それこそわびさびの世界だと思うのですが、盆栽って代々受け継がないといけないものだし、本当に根気と愛情の塊ですよね。

この小さな木が見てきたものはどんなものだったんだろうって思いますね。

素敵な家族に愛されて育った盆栽いい盆栽なんじゃないかな?

日本古来、家族単位の生活だったから受け継がれてきたものだと思うんですよね。

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鉢が先か、樹が先か

盆栽の愛好家の間で、「鉢が先か樹が先か」という話になるといつまでも答えが出ません。

樹はいずれ枯れるので、鉢を集めた方がよいという人もいますし、樹作りに熱心であまり鉢に興味がないという人もいます。

どちらが正解ということはないのですが、盆栽の「盆」は鉢、「栽」は樹のことを指し、どちらが欠けても盆栽にはあらず。

樹と鉢で盆栽なのです。

樹だけが主役とばかり思われる盆栽ですが、飾りの席では鉢や卓、添配、添えの山野草にも意味があります。

どんなに立派な盆栽であっても植えてある鉢が合っていなかったり、全体の調和がとれていなければせっかくの盆栽の観賞価値は下がり、飾り手の品位さえ問われます。

盆栽の基本的要素として、鉢を知ることも重要なものなのです。

盆栽蜂の条件

①通気性がいいこと

根は地上部を支え、土中の水分や養分を吸収していますが、同時に呼吸もしています。

用土の選択も重要ですが、鉢に関しても通気性のいいことが必要です

通気性がいいと放熱性もよく、那知内の温度調節にもなります。

細かい陶土で作られたものや、固く焼き上げられたものは通気性が悪くなってしまいます。

②保水性・排水性がいいこと

適度の保水性と排水性は植物の生育には必要な条件です。

これらは陶土の質や焼き方、底穴の位置や大きさなど鉢の構造、上薬(うわぐすり)として使われる釉薬(ゆうやく)あるなしでも左右されます。

釉薬とは、焼き物の表面にかかっているつるつるしたガラス質の部分で、粘土に石灰・鉄・銅・コバルトなどの金属類などが混ざった粉末を水に溶かしたのものです。

釉薬は高温で焼くことによって溶け、いろんな色を出したり水漏れを防止することができます。

一方で排水性や通気性は悪くなり、観賞する分にはいいのですが、あまり樹の生育によいとは言えません。

ずっと釉薬のかかった鉢に樹を植えたままにしていると、次第に根が弱ってきます。

潅水や用土をうまく工夫して仕立て蜂でも元気に育てることも可能ですが、日々の管理に慣れないうちは仕立て蜂で管理する方が安心です。

③太陽熱を吸収してくれること

根の発達には鉢土の中の温度が大切です。

これを実現するためには、熱の吸収性の良い鉢を選ぶことが必要になります。

一番良いのは焼き締め鉢や素焼き鉢です。

④形・大きさが適していること

これは鑑賞面で言えることですが、盆栽に調和する形状の鉢を選ぶことは言うまでもありません。

そもそも形が歪んでいたり、鉢底が平らでなかったり、底穴が変なところに開いていたりしますと、通気性や排水性を損ねることになります。

深すぎる鉢は土の温度が上がりにくいですのであまりいいものとはいえませんし、不安定な鉢も倒れて枝が折れたり鉢から抜けやすくなるのでよくありません。

懸崖作りなど片方に重力がかかっている場合は、高台と鉢を紐で結んで固定するなどの工夫が必要です。

さらに形に関して言及すると、樹形や仕立て方により選択する鉢は様々で、鉢の形は細かくわけようとするとそれこそ無数にあります。

盆栽に合わせる場合、太幹のくろまつあら四角鉢。

箒作りのケヤキなら楕円の浅鉢といったように、その樹種や樹形に最良の鉢の形も絞られてきます。

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仕立て鉢と観賞鉢(化粧鉢)

盆栽に用いられる鉢は、大きく仕立てようの鉢と観賞用の鉢に分けられます。

仕立て鉢は、種木などを培養するための鉢。

観賞鉢は、完成された盆栽や感性に知己盆栽を入れて培養すると同時に、眺めることが目的とされます。

仕立て鉢(素焼き鉢、駄温鉢など)

仕立て鉢は一般的にテラコッタというのがありますが、元はイタリア発祥の比較的低温で焼成された鉢です。

素焼き鉢と似たようなものですが、盆栽に使うにはやや強度が欠けるところがあるようです。

仕立て鉢は培養が目的ですので、美観はあまり気にしません。

条件が満たされれば有り合わせの木箱や、器でも構いません。

観賞鉢(化粧鉢)

盆栽鉢と言えばこの観賞鉢(化粧鉢)のことを指します。

古伊万里焼きや尾張焼き、九谷焼など注文品として作られた古鉢の他、初期に活躍した銘作家、現代作家に至るまでたくさんの銘鉢が愛好家や業者の間で大切に所蔵され、取引されています。

観賞鉢の中にも、釉薬を縫って焼いた釉鉢や絵付け鉢、泥物、変わり鉢などがあって、それぞれの良さがあり、似合う樹種も違ってきます。

鉢は植えて月日が経過するにしたがって、次第に古色を帯び味が出てくるものです。

購入した鉢はすぐに使わず、しばらく雨風にさらすと鉢に風合いが枡(時代がつく)と言われています。

よい鉢は盆栽を引き立てるばかりではなく、一つの古美術品として観賞できるようになります。

★釉鉢

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釉鉢は、釉薬をかけて焼き上げた鉢のことで、一般に化粧罰として使用されます。

釉薬の種類によってさまざまな色やデザインがあり、つやのある鉢です。

色味が鮮やかなので、花物類や実物類にもよく似合います。

★絵付け(染付)鉢

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粘土を整形し素焼きしたものに、特殊な染料で絵をつけて装飾したものを絵付け鉢と言います。

絵付けした後に釉薬で焼成する下絵付けと、釉薬をかけて焼成した後に絵付けをする上絵付法があります。

素焼き後の鉢の表面は荒いので、細かい絵付けが難しく、現在では上絵付がほとんどです。

細かく繊細な絵柄が書き込まれた絵付け鉢は、有名作家のものでは効果で取引されています。

★変わり鉢

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一般的な鉢の形とは違い、技と形が歪んでいたり。扁平であったり、鉢の表面に立体的な装飾がしてあるような変わった鉢を総称して変わり鉢と言います。

立体的な人物、カニやセミ、カエル、虫や花木などが彫ってあり、とても面白みがあります。

★陶磁器

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ケイ酸塩鉱物の主成分とした粘土を1100~1300度で二度焼きしたものを陶器と言います。

釉薬を用いるので、透光性はありませんが、吸水性に優れています。

また、アミノケイ酸塩を主成分とする医師の粉末を1300度程の高温で焼いたものを磁器と言います。

はじくと金属音がするほど硬いので、吸水性はほとんどありません。

磁器は半透光性で美しく飾る場合にはいいのですが、硬く焼き絞めてありますので通気性や排水性が比較的悪く、実用性に欠けるところがあります。

★泥物

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鉄分などの金属成分が多く含まれた粘土を精製し、比較的低い温度(1100度前後)で半硬焼きにしたものを泥物(でいもの)と言います。

釉薬を使わないため通気性や排水性に優れていて、根の生育に適した鉢と言えます

もとは中国の発祥で、原料となる粘土の違いで、紫泥(しでい)」・朱泥(しゅでい)・烏泥(うでい)・黄泥・白泥などがあります。

形はシンプルな長方形がほとんどですが、独特の土の色味や、風合いは素晴らしいものです。

松柏類や雑木類によく合い、本鉢としても使用されています。

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