骨折の種類で痛みが違う。どう違う?




骨折骨折と言えば「交通事故に巻き込まれて複雑骨折」や、「転んだ拍子に変な方向に手をついてグキッと単純骨折」など、とにかく骨がポキッと折れて、ものすごい激痛が襲うというイメージがありますよね。

でも、実は骨折には様々な種類があって、かつ痛み方も違うこと、ご存じですか?

いわゆる誰もが思い浮かべる『ザ☆骨折』ともいえる「完全骨折」から、ひびが入っただけの「不全骨折」、疲労が蓄積することにより骨に損傷を起こす「疲労骨折」など、骨折の種類も実に様々なのです。

今回は、これらの『多種多様な骨折の種類を中心に、痛みの違い』についてもご紹介しようと思います。

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大まかな骨折の種類

たくさんの種類がある骨折ですが、大まかな分類方法としてまず、次の三つに分けることができます

骨折の三つの分類方法

  • 骨の折れ方
  • 骨折の原因
  • 骨が外に出ているか否か

【骨の折れ方】

完全に骨が離脱している骨折を『完全骨折』と言います。いわゆる『骨がポキッと折れた』状態がこれです。

それに対して、骨は完全に離れていないけれど、ひびが入っているなどといった状態を『不全骨折』と言います。

痛み方に違いがあるのはこの『不全骨折』になります。詳しい痛みの違いは後程説明します。

【骨折の原因】

交通事故や転倒などの外的要因が原因の『外傷骨折』、長い期間繰り返し力をかけることにより起こる『疲労骨折』、病気が原因で起こる『病的骨折』があります。

一番オーソドックスな骨折は『外傷骨折』ですね。激しい痛みを伴い、時には動けなくなることもあるため病院にかかることがほとんどだと思います。

【骨が外に出ているか否か】

折れた骨が筋肉などの組織を突き破っている場合は『開放性骨折』と呼びます。以前は『複雑骨折』と呼ばれていました。出血を伴うため細菌感染などの危険性が高く、早急な治療が必要です。

逆に、折れた骨が露出していないものは『閉鎖骨折』と呼び、またの名を『単純骨折』と言います。開放骨折より治療が安易となっています。

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骨折の種類で痛みが違う?!

骨折と言えば激痛というのが一般的なイメージだと思います。筆者も「骨を折った」=「動けないほどの激痛」と思っていました。

ですが実際には動けないほどの激痛を伴う骨折は前述の「完全骨折」の場合に多く、ひびが入る程度の「不全骨折」の場合には日常生活を送れる程度の痛みの場合が多いようです。

痛くても動ける程度なので、結果痛みを放置していて症状が悪化してしまい、時には後遺症を残してしまうこともあるようです。

痛みの違いで判る不全骨折二種

  • 亀裂骨折
  • 疲労骨折

【亀裂骨折】
痛みがそんなにひどくなく、日常生活が送れる程度のものなので放置されることが多い骨折です。

代表的なものとして『突き指』があげられます。経験された方も多いと思いますが、実は『突き指』はれっきとした骨折になります。亀裂骨折は軽度なものが多いので、早期に治療を開始すれば治りも早くなります。

ちょっと痛いな、おかしいな、と思ったら、迷わず病院行った方がいいですね。

【疲労骨折】
スポーツ選手に多く、普段は特に問題ないのですが、激しい運動を始めると痛み出します。また、運動が終わった後しばらくは骨折箇所が痛みますが、その後徐々にその痛みが和らぐため、なかなか気づくことができない骨折です。

スポーツ競技によって骨折個所は変わってきますが、一部分だけを過度に動かすことによって骨が疲弊して小さなヒビがたくさん入るのが特徴となります。

また、激しい運動以外にも喘息などで咳が止まらないときに肋骨にひびが入り疲労骨折を起こすことがあるので、スポーツをする方限定の骨折というわけでもありません。

最近では花粉症の方でも同様の症状が出ていることもあるので、骨折に心当たりがない場合でも、慢性的に疼痛(ズキズキとした痛み)がある場合は一度病院に行った方がいいでしょう。

痛みに惑わされずに病院へ行こう

いかがでしたか?

骨折といっても様々な種類があり、種類によって痛み方も変わってくることがわかりましたね。

もちろん、激しい痛みの場合は迷わず病院へGO! ですが、なんとなく痛い、動き出すと痛い、という「日常生活を送れるレベルの痛さ」の場合でもあなたの体内の骨は悲鳴を上げてるかもしれません。

この程度で病院にかかるなんて……と思わず、痛みがあったらとりあえずお医者さんに診てもらうことをお勧めします。

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