牛乳の栄養は、カルシウムを吸収しやすい。どんどん牛乳を飲もう・・・




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牛乳はもう戦前戦後生まれの人関わらず、カルシウムを摂取するために学校でも取り入れられ、栄養素といえばカルシウム!って感じで1番身近な栄養素と栄養食品ではないでしょうか?

ただ、吸収を助けるビタミンDは人間といえども、太陽の光を浴びて、光合成する必要があると、習いました。

そんなに長時間当たらなくても良いそうですが、自然の一部なんだなぁって子供心に感じましたね。

今はビタミンD配合のものもあるみたいで、至れり尽くせりの牛乳ですが、本当に大切な栄養カルシウムをちゃんと吸収できるのでしょうか?

そんな疑問を抱くこともなく日本人総牛乳信者でしたが、最近は疑問を投げかける方もいらっしゃるみたいで、飲んだほうが骨粗しょう症になる!とも聞いたことがあります。

どうなのでしょうか?

色々調べてみます。

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牛乳や乳製品を摂ると骨粗しょう症になりやすい?

国内外の骨粗しょう症に関する専門家が集まる学会で「牛乳や乳製品が骨粗しょう症の原因になりうる」という報告は行われていません。

逆に「牛乳を沢山飲むとカルシウムの摂取につながり、骨粗しょう症の予防に有効である」との研究結果が世界中の研究者や医師により報告されています。

国内では牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量の現象を抑えるという検証結果が発表されています。(2002年厚生労働省科学研究など)

現段階では、「牛乳や乳製品が骨粗しょう症の原因になりうる」という情報は科学的データに基づかない情報だと言われています。

日本人は牛乳に含まれる「乳糖」が分解できないので、牛乳の栄養分を吸収出来ないと聞きましたが

牛乳に含まれる乳糖を分解できない「乳糖不耐症」に該当する人は、白人よりも東洋人に多いと言われています。

乳糖不耐症の人は、牛乳の糖質(=乳糖)を分解する酵素が少ないため、牛乳を飲むと下痢をします。

日本人に限らす、離乳期を過ぎると乳糖を分解する能力は低下しますが、一度に大量の乳糖を摂取しないかぎり成人でも乳糖は分解できます。

ある大学で行われた研究では、20代の女性49人が30gの乳糖を摂っても下痢をせず、40gを超えると49人中5人が下痢をしました。

牛乳1本に含まれる乳糖は約10gなので、牛乳1本で下痢を起こす方は少ないと思われます。

また牛乳1本で下痢を起こす方でも、牛乳を温めて少しずつゆっくり飲めば大丈夫なケースが多いのも事実です。

現段階では、「牛乳や乳製品が骨粗しょう症の原因になりうる」という情報は、科学的なデータに基づかない意見であると思われます。

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牛乳のタンパク質は胃の中で固まり消化に悪いのですか

牛乳のタンパク質は胃の中で固まったり、腸で腐敗して、花粉症やアトピーガンなどの原因になるって本当ですか

牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占める「カゼイン」が胃の中に入ると、胃酸やタンパク質を分解する酵素(ペプシン)の働きで一旦固まりますが、その後ゆっくりと確実に分解(消化)されます。

タンパク質が酸などで固まる現象を「凝集」と呼びます。

凝集によって消化酵素が働きにくくなると考えるのは間違いです。

牛乳を飲むと血液中のカルシウム濃度が上昇して、逆にカルシウムが排泄されて腎臓結石の原因になる?

体内のカルシウムは骨の中に99%、血液や細胞の中に残りの1%が含まれます。

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血液中のカルシウム濃度を一定に保たないと心臓などの働きに支障をきたすため、血液や細胞中のカルシウムが少ない場合は骨の中からカルシウムを取り出します。

逆に血液中のカルシウム濃度が上昇すると、カルシウムを骨の中にとり込んだり、一部を尿の中に排泄したりして調節します。

人間の体温が常に37度なのと同様に、カルシウム濃度も一定に保たれているのです。

牛乳を飲んでも一定の摂取量であれば問題はありませんし、腎臓結成の原因にもなりません。

カルシウムについては摂取不足のほうが問題です。

カルシウムの上限量は2300mg/日ですが、日本人のカルシウム摂取量は、最低限必要な600mg/日にも達していません。

カルシウム不足の状態が続くと、骨からどんどんカルシウムを取り出すため、骨粗しょう症の原因になります。

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乳製品を多く摂取する欧米人に骨粗しょう症が多い?

骨粗しょう症になる危険因子として、「除去し得ない危険因子」と「除去しうる危険因子」の2種類があります。(骨粗しょう症の予防と治療ガイドライン2006年版)

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「除去し得ない危険因子」に人種と家族歴があることからも明らかなように骨粗しょう症の危険因子には遺伝要素が含まれており、もともと黄色人種や黒人に比べて、白人は骨粗しょう症になりやすいのです。

一方、「除去しうる危険因子」に「乳製品の摂取」は含まれていませんし、上記のように非常に沢山の因子が関係しますので、、「(乳製品を多く摂取する)白人に骨粗しょう症が多い」かも知れませんが、「乳製品を多く摂取すると骨粗しょう症になる」という意味ではありません。

アジアやアフリカなどの発展途上国では平均寿命が短いため、多くの方は骨粗しょう症になる前に亡くなっています。

日本でも第二次世界大戦前には各種の感染症で亡くなる方が多く、平均寿命が短かったため、骨粗しょう症は大きな問題にはなりませんでした。

今後、アジア地区でも平均寿命の伸びとともに、骨粗しょう症患者の増加が予想されています。

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