森と林の違いが分かる。違いはなかった、本当はそうだったのか・・・




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ってこんもりしてて、外国の映画に出てくるみたいに、一度入ったら出られなくて真っ暗で、狼なんか出てくるような恐怖があって、は木がまばらで、日も差して、木漏れ日なんかもあって、ピクニックなんかにちょうどいい感じの・・・イメージです。

違いってこんな感じで私の頭のなかには出来てますけど、本当はどうなんでしょうね?え?違いがなかった?まさか・・・・・

何が違うんでしょう?私の脳内イメージは間違っているのでしょうか?

違いがないなんて信じたくありません!

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森と林の違い

「森」は木が3つ、「林」は木が2つ、「木」が3本の森のほうが、2本の林よりも「木」が多く集まっている場所のように思えます。そしてそのように解釈されている方も多いのでは無いでしょうか?

しかし、実際に使われている言葉見ると、木の本数で判断するのは早計のようです。

例えば、ジャングルの「密林」、アマゾンの「熱帯雨林」、白神山地のブナの「原生林」など、木の多い場所に「林」が使われていますし、逆に「鎮守の森」のように、必ずしも木の多くない場所に「森」が使われていることがあります。

他にも「森林」「原始林」「雑木林」「スギ林」「針葉樹林」「県民の森」「森づくり」「いこいの森」など、木の多さや、木の生えている場所、(規模)の面積によらず、「森」や「林」が使われています。これらの言葉はいずれも「森」と「林」を置き換えて使うことはありません。

このように実際に使われている「木」や「林」が含まれている言葉(熟語)を見ると「森」と「林」の意味は単に木の本数に由来するものでは無いようです。

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「森」の語源は「盛り」と言われています。確かに鎮守の森は小高い場所にあったり、田園風景の中に突如盛り上がっているように存在しています。

森と神社

日本では「山」と「森」を同一のものにしていたようです。日本各地には「~森(山)」のように、「森」が名称に入っている山がたくさんあり、特に東北地方や、四国地方には多く、枚挙に暇がありません。

また、日本は古来より、入ることの困難な高くて大きな山(奥山や大きな森)には神が降り、神が宿る場所と考えてきました。それを物語るように、多くの山には神社があります。神社のない山を見つけることのほうが難しいかもしれません。「神」のちからによって木が自然に生え、盛り上がるように見えるのが「森」と考えられそうです。

森と山が同一のものと考えると、人を守護する神が宿る場所という発想から、「守り」「護り」に通じているのかもしれません。「◯◯林」が身近に感じ、「森」は奥の深く、神聖な感じがする方も多いのではないでしょうか?

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「スギ林」はスギが集まっている場所、「ブナの原生林」はブナが集まっている場所、「雑木林」はナラやクヌギ、シイ・カシ・・・などいろいろな木(雑木)が集まっている場所。このように見ると、「◯△林」は◯△が集まってる場所を表現しているようです。

森は気が鬱蒼(うっそう)と茂って盛り上がっている「様相」を表し、林は同じような樹木(樹種や樹齢、樹高などが同じような樹木)が集まってる場所を表していると言えそうです、

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左手奥に高さが揃った林が見える。(スギ林と想定される)

日本の林業では、人の手が入ったのが「林」で、自然に生えているのが「森」と区別する場合があるようです。このことから、「林」の語源は「生やし」「映やす」「栄やす」と考えられそうです。つまり人の手で木を生やした場所が「林」と言えるかもしれません。

ただ、「原生林」のように、必ずしも植林して生えた木が集まっている場所とは言えず、健全に育つように人が管理、保護している場合も、「◯◯林」と言えそうです。つまり、人間が「生やした」「映やした」、「栄やした」木が集まっている場所も、「林」といえるのでは無いでしょうか。

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