卓球の歴史、始まりは?【世界の何処で始まった。中国が強いのはナゼ?】
日本は卓球の世界で結構頑張っていますよね。
あの小さな台の上で繰り広げられる熱戦には手に汗握ります。
学校にはもちろん卓球部ありましたけど、卓球の始まりはいつのころなのでしょう?
アジアが盛んな気もしますが、世界的にはどうなのでしょうね。
いつも最終的に中国と決戦っていう気がします。
中国の卓球の歴史も長そうですね。
始まりはどんなことだったのでしょう。
日本では温泉に行くと卓球!ってイメージですが、世界ではどういうイメージなのでしょう。
卓球の歴史を紐解いてみましょう。
卓球の歴史について
卓球は奥が深いスポーツです。
場所を選ばず遊びますし、上達してくると体力や瞬発力が身につきます。
ここで卓球の歴史について、ご紹介します。
イギリスで誕生
卓球はTable tennisとも呼びます。
19世紀のイギリスでテニス選手たちが、雨のため室内テーブルで打ち合って練習したのが始まりと言われています。
それからディナー後の娯楽として、上流階級の貴族たちが遊ぶようになりました。
やがてテニスラケットを小さくし、子牛の皮を張った卓球ラケットが作られます。
これにセルロイド製のおもちゃボールを使うとピンポンと響きました。
このピンポンゲームはイギリスで大流行します。
しかしアメリカの会社が、ピンポンの名前をすでに商品登録していました。
そのためテーブルテニス(卓球)という名前が正式な競技名となりました。
日本の躍進
日本に卓球が普及したのは1902年と言われています。
東京高等師範学校教授の坪井玄道が、イギリス留学を終えてルールブック、ラケット、ボール10セットを持ち帰ったのが、きっかけでした、
そして東京の大学や横浜の高校を中心に、卓球は全国に広がっていきました。1938年には国際大会が日本で開催され、元世界チャンピオンと互角に戦ったという記録が残っています。
1952年にインド絵開催された第19回世界選手権大会で、7種目中4種目を優勝で飾ります。
スポンジラバーを卓球ラケットに貼るなど技術革新も起こり、それに伴って卓球用具の制限やルールの改正が行われます。
中国の台頭
1949年に中華人民共和国が建国され、指導者が目を付けたのが卓球でした。
卓球を国技と定め、卓球レッスンには最新技術を数多く導入します。
国家が選手を養成するシステムが完成すると、1959年にドイツ絵行われた大24回世界選手権大会で、中国の容国団が初優勝と遂げます。
そして中国で開催された1961年の第26回世界選手権大会では首位を独占しました。
その後は日本やヨーロッパ勢の復活も起こりますが、中国は常に上位を占めています。
卓球の歴史年表
1926年 国際卓球連盟(ITTF)が発足
世界卓球選手権がロンドンで開催された。
1985年 ラケットのラバーの色が赤と、黒になった。
1988年 ソウル大会から卓球がオリンピックの正式競技となった。
1992年 バルセロナオリンピック正式競技
1996年 アトランタオリンピック正式競技
2000年 シドニーオリンピック正式競技
2000年 ボールのサイズが直径38㎜から直径40㎜へ
2001年 1ゲーム21点制から11点制に、サービス5本から2本づつ交代にルール改正
2004年 アテネオリンピック正式競技
2008年 北京オリンピック正式競技
2012年 ロンドンオリンピック、女子団体絵日本が銀メダルを獲得。
日本での卓球の歴史
日本に卓球が紹介されたのは1902年(明治35年)頃のことで、主に学生がクラブ組織で楽しみました、
1921年(大正10年)、日本で最初の統括卓球組織が創設され、公式試合が行われるようになりました。
1931年(昭和6年)日本卓球協会(昭和12年改称)の前身である日本卓球会が発足し、卓球の普及と活発化を図り、1952年(昭和27年)のボンベイ大会で世界卓球選手権に初参加して以来、日本はこれまで48個の金メダルを獲得しています。
現在では8歳以下から85歳以上までのクラスがあり、多くの人々が親しむ競技となり、登録会員数は2003年現在27万人を超える数となっています。