ピロリ菌の検査をし感染を防ぐ。その方法とは!




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最近『ピロリ菌』というものを耳にすることはありませんか?聞いたことはあるけれども、詳しくは知らないという方のほうが多いかも知れませんね。

ピロリ菌というからにはからだによくないもので感染してしまうものなのでしょうか?もし感染していたら、検査でわかるものなのでしょうか

実はピロリ菌の検査をして、感染を防ぐことができるようです。さて、どんな検査の方法があって、どういう感染を防ぐ方法があるのでしょうか。

今回は『ピロリ菌とはなにか・ピロリ菌の検査と感染を防ぐ方法とは?』について説明させていただきたいと思います。

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ピロリ菌ってなに?

正式名称を『ヘリコバクター・ピロリ菌』というヒトの胃の中に生息する細菌です。

  • ヒトの胃の粘膜に住みついています
  • 胃炎や十二指腸潰瘍の原因に関係しています
  • さらに胃がんにも関係しています

ピロリ菌はオーストラリアの教授により発見されました。胃の内部は胃酸という強酸性で満たされているため、細菌は存在しないと考えられていました。

しかしピロリ菌は「ウレアーゼ」と呼ばれる酵素を産出することで部分的に胃の中を中和することができるため、胃の中の粘膜に住みつくことができるのです

ピロリ菌は数本のべん毛と呼ばれるひげのような部分を持ち、回転しながら胃の出口から胃の入り口に向かって移動します。

その際に胃の壁を傷つけて胃を守る粘液を減らすため、胃炎や十二指腸潰瘍を発生させる原因となってしまうのです。ピロリ菌は胃の中に住み続けるため、慢性的炎症を起こしている状態が続きます。

さらに、正常な細胞がピロリ菌に刺激され続けることで胃がんになる確率が高くなるとされています。ピロリ菌に感染している人は感染していない人に比べて、5~10倍も胃がんのリスクが高いそうです。

ピロリ菌の検査とは?

ピロリ菌を見つける検査は、大きく分けて内視鏡を使うものと使わないものに分けられます。

  • 内視鏡を使う検査
  • 内視鏡を使わない検査

【内視鏡を使う検査】

内視鏡検査では、胃炎や十二指腸潰瘍の状態を把握でき、直接胃の組織を採取して菌を調べることができますが、胃カメラを使うことで身体的な負担は多いです。

『培養法』では胃の粘膜を採取して5~7日培養し、ピロリ菌の発育する環境をつくることでピロリ菌の有無を判定します。

『迅速ウレアーゼ法』ではピロリ菌が産出するウレアーゼの働きを利用して調べます。採取した粘液を特殊な反応液につけることでピロリ菌の有無を判定します。

『組織鏡検法』では胃の粘膜を標本にして顕微鏡で調べます。

【内視鏡を使わない検査】

内視鏡を使わない検査は、胃カメラを使わないため身体的な負担は少ないといえます。

『尿素呼気試験法』では検査薬を使用し、ウレアーゼが分解した呼気中の二酸化炭素を採取することで調べます。負担なく簡単に実施でき、最も精度の高い検査法です。

『便中抗原検査』は便中に排出されたピロリ菌の有無を調べます。

『血中・尿中抗体検査』は血液や尿を用いて、血中に産出されたピロリ菌の抗体の量を調べるものです。

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ピロリ菌に感染していたら?

ピロリ菌の感染を防ぐ方法もあります。

  • ピロリ菌の感染経路
  • ピロリ菌の除菌の方法
  • ピロリ菌の感染を防ぐために

【ピロリ菌の感染経路】

ピロリ菌の感染経路はまだまだ謎が多いようですが、経口感染によるものと考えられています。

おおよそ5歳以下の幼児期に感染することがほとんどで、その後も長期にわたって持続的に感染するため、大人になってからの感染は心配することはありません。

一方で日本人の中高年の約7割はピロリ菌に感染していると言われており、その原因はこどもの頃の水道環境に問題があったのではないかとのことです。

【ピロリ菌の除菌の方法】

ピロリ菌の除菌には、胃酸の分泌を抑える薬と、2種類の抗菌剤の計3種類の薬を服用することで、7~8割は成功すると言われています。効果判定は7日間服用し4週間以上経過してピロリ菌が確認されなければ、除菌成功です。

また、除菌療法をはじめると発熱や下痢、味覚障害などの副作用が出ることがあるので注意が必要になります。

【ピロリ菌の感染を防ぐために】

ピロリ菌は親子間の感染の可能性が高く、お母さんからこどもへの食べ物の口移しなどが原因のひとつであると考えられているため、幼児期からの感染予防が必要です

最近では、ピロリ菌を抑制する食品としてLG21という乳酸菌を含んだ特別なヨーグルトやマヌカハニーなどのはちみつ、スプラウト、クランベリーなども有効だと言われています。

いかがでしたか?

今回ピロリ菌について調べてみましたが、まだまだ謎が多く今後新たな発見があるかもしれないな、と期待を持ちました。

身近なところから、ピロリ菌を抑制すると言われている食品を試してみるのもよいかもしれませんね

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