七夕の彦星・織姫は逢えるのか?天の川は流れている?




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夏のロマンチック・イベント、「七夕」

織姫彦星が1年に1回、天の川を渡って会える日が七夕ですが、織姫と彦星って誰でしょう?

夜空を見上げながら語れる、ロマンチック・デートをちょっと盛り上げるウンチク、教えちゃいます!

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七夕のお話

昔々、「天の川」のほとりに、天の神様の娘「織姫(おりひめ)」が住んでおり、大変美しい織物を作る働き者の良い娘でした。

ある日、神様は織姫にいいお婿さんを紹介します。

「天の川」の向こう側に住む、働き者の牛飼い「彦星(ひこぼし)」という若者で、2人はお互い一目惚れ、結婚します。

結婚して、2人は仲のいい幸せな夫婦になりますが、まったく働かなくなってしまいました。

それを見た神様は「いくら幸せでも、仲が良くても、怠け者になってしまってはいけない」と、2人を天の川を挟んだ別々の場所に離してしまいました。

お互い離れ離れになって、織姫も彦星も毎日泣いてばかりで仕事が手につきません。

そこで神様は「一生懸命仕事をすれば、1年に1回、会わせてあげよう」と約束をし、2人はまた働き者に戻り、年に1回、天の川を渡って会うことができるようになりました。

1年に1度会える日、それが七夕7月7日なのです。

七夕のお話を天体に置き換えると?

七夕のお話は、「どんなに幸せでも、怠け者になるのは良くない」という戒めを子供のために童話風にした物ですが、実際の天体が使われたお話です。

織姫=琴座のベガ

夏の大三角形の1つ、天の川の西側にある琴座のベガ、一等星です。

彦星=鷲座のアルタイル

こちらも夏の大三角形の1つ、天の川の東側にある鷲座のアルタイル、一等星です。

天の川=恒星の集団、銀河

実際に膨大な数の恒星が集まった銀河が、地球からですと、春夏秋冬で見る角度が変わり、一番良く見える夏には、天を横切る川のように見えるため、天の川と呼ばれます。

しかし、天の川と一等星2つを見て、この七夕伝説を思いついた人、相当なロマンチストだったと思いません?

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星が出会う?川が流れる?

七夕のお話は、実際の星なので、大きく動くことはありません。

地球の自転により若干の動きを感じますが、織姫のベガと、彦星のアルタイルは約15光年(光の速さでも15年かかる距離)離れているので、1年に1回会うというのは実際には無理ですし、そのような動きはしません。

天の川も、膨大な星が集まって、川のように見えるだけであって、実際に水のように星が流れるワケではありません。

ただ、天の川が一番美しく見える夏のシーズンに、東の空にひときわ明るく一等星の織姫と彦星が輝くため、「ああ、夏にまた2人の逢瀬が許されたな」と思われるのでしょう。

ちなみに、7月7日の七夕は、旧暦、太陰太陽暦でのお祝いですので、現在の8月に当たります(旧暦は移動性なので、毎年同じ日にはなりません)。

8月、東の夜空に大きく流れる天の川、その川を挟むように明るく輝く2つの星を見ることができたら、織姫と彦星の七夕伝説を思い出してみてください。

そしてあなたも、誰かさんに想いを馳せてみてくださいね。

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